キャリアデザイン専門家の浜田さん「年齢を気にせず生涯現役で働きたい!」そのために今やるべきこと
更新日:2021年9月13日

こんにちは!キャリアデザイン専門家の浜田有里恵です。
私は普段キャリアカウンセラーとして働き方や生き方 人間関係についての相談を受けています。
「キャリア=人生」ですから、仕事から心まで…相談内容は幅広いです。
数年前は20代30代の転職相談が多かったのですが
最近は「年齢を気にせず生涯現役で働きたい!」
「今まで今後の仕事を考えたことがなく困っている」と
相談される50代以上の方が多くなっています。
そこで、今回は 50代以降のキャリアで悩んでいる方へのコラムを連載予定です。

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50代キャリア相談では
役職定年後、会社に残るか、出るか?という相談が多いです。
もう少し若いと、転職しようか?とも思い悩まれます。
人は、渦中にいるとどうしても視野が狭くなりがちです。
「せっかくこの会社に入ったから…」「自分は特に取り柄はないから…」と思い
なんとなく周りに流されてしまいます。 自分がどうしたいか、本当はどう思うかまでなかなか考えるのが難しいです。
もちろん今のご時世、「仕事がある」「安定収入がある」というだけでも ありがたいかもしれません。 ただ、人生100年時代と言われている中、 70歳まで働くならば20代なら40年以上、50代なら10年以上はありますよね。 さらに変化の世の中、今の仕事がずっとこの先もあるとも限りません。

「なんとなく過ごす毎日」から「自分が選ぶ仕事、キャリア」へ、 長く自分らしく働き続けるためには、一体どうしたらいいのでしょうか?
それは「仕事を選べる自分になること」です。究極的ですが…。
以前、新卒採用面接を行った時がありました。
1日に何十人もの学生さんとお会いして15分の面談で評価をします。
その際、履歴書などの書類だけでなく、
「どう受け答えるか?」学生からの言葉や態度が判断基準でした。
同じ学部で同じ部活であっても何を学んだか、どう活かしてきたか
学生によって言葉が違います。
例えば、価値観や考え方、行動を語れるか、
今後の仕事のビジョンへ結びつけているか?…
つまり、自分の言葉で仕事や人生を語れるか?主体的に捉えているか? それが企業にとって「一緒に働きたい人か」
「仕事を任せたい人か」へつながるのだと感じました。
学生の就活時だけでなく、働き盛りの30代40代も、
セカンドキャリアが見えてきた60代も…
「流されるままの仕事や人生ではなく、自律的なキャリアを作りたい!」
そう思う方ならば、今一度立ち止まってみましょう。
「どんな風に働きたいのか、何ができるのか、何をやりたいのか」
自分の棚卸しをする。節目ごとに戦略的に考える必要があります。
そう問いかけ、準備行動していくことが
「先行き不安」から「エイジレスな働き方でワクワク」に転換する鍵になります。
まずは、自分の棚卸しをしてみましょう!
ひとりで難しい方はキャリアカウンセラーにご相談ください。
次回は、「失敗しないセカンドキャリアのためにできること」です。
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