【レポート】八王子市中央図書館で東日本大震災ボランティアの写真展 東日本大震災風化させない会・八王子千人塾


八王子千人塾の大沼一夫さん、野吾孝義さん、会員の菱山直也さん
(左から)八王子千人塾の大沼一夫さん、野吾孝義さん、会員の菱山直也さん

東京八王子に住む野吾孝義さんは、東日本大震災が起きるとすぐにボランティアとして被災地にかけつけた。その後、東日本大震災風化させない会をつくり、これまで10年にわたり毎年ボランティア活動を続けている。


その活動の様子を収めた写真展が、9月15日~20日に八王子市中央図書館で行われた。



展示されたボランティア活動の写真

実は、野吾さんは、都の職員として防災に関わってきた。定年退職した後、震災の惨状を見て「私の与えられた使命」であると感じ、すぐにボランティアとして現地に赴いたという。


最初は、津波で汚れた商店の商品の水洗い、残された写真を持ち主に戻す作業などを行った。時が経つにつれ、寄付された物を届けたり、徐々に活動内容は変わっていった。


「私は勝手に『ソフトボランティア』といっていますが、徐々に文化的な内容に変わっていきました」と野吾さん。子どもたちやボランティア仲間の手作りの絵を届けたり、慰問活動では、趣味のギターや歌も披露している。


当時の生々しい様子を伝える写真もあった

“ソフトボランティア”の写真

震災から10年が経ち、「今は、子どもたちに伝えていくにはどうしたらいいのか考えています」。

今年で80歳になったという野吾さんは、今も積極的に活動を続けている。


また、野吾さんは八王子の図書館で調べ学習しているシニアの会、「八王子千人塾 塾生の会」のメンバーでもある。

ちなみに、塾生の会ではコロナ禍でも、オンラインを活用して調べ学習を続けている。


塾生の会の活動も紹介されていた

千人塾もこの写真展をサポートして、この展示会が実現した。野吾さんの写真展は自宅、青梅でも開催され、今回が3回目。青梅での写真展は毎日新聞の多摩版にも紹介されたそうだ。


東日本大震災10年

花は咲く 


1、忘れまいあの大惨事

 3.11岩手大津波の記録DVD映写

2、写真で観るボランティア活動の軌跡

 (1)冬を迎えてニットと就労に備えスーツとズボンなど配布

 (2)避難所の集会室に南画の飾り絵、飾り付け

 (3)集会室での傾聴と合唱、施設での演奏ほか

3、復興の10年 新聞特集記事、パネル


●企画・共催・支援団体

東日本大震災風化させない会

八王子市中央図書館千人塾

大同生命厚生事業団

毎日新聞社八王子支社


日時 2021年9月15日(水)~9月20日(月)

会場 八王子市中央図書館 

   八王子市千人町 JR西八王子駅徒歩3分


(写真・まとめ みらひらナビ いとう啓子