マブ―の歩き方クリニック③三沢川親水公園「もっと自由にもっと楽に、歩けるようになりたいと思いませんか!」前編
更新日:2021年12月7日
腕・脚振り、脱力を学び、母指球から足先で歩く
健康と環境改善のアドバイザー馬渕正彦です。
10月24日、これ以上ないという秋晴れの元、2名と1組の親子の参加でクリニックを行いました。今回はお試し会として、Soカフェ会員向けの開催としました。
(いとうさんはマネジメント兼記録係でした。ご協力ありがとうございました!)
以下にその様子をレポートします。
●今回のねらい…立ち方(姿勢)と目線
体の脱力(特に腕と脚)
大股に歩く
●当日のおもな内容(基本的に記録写真に沿って)
1 集合場所で
公園では同じことができないと考えて、よみうりランド駅の橋脚に背中を付けて真っ直ぐ立つことと、腰から前へ歩き出すことの確認をしました。

2 親水公園に移動して
本日のメニューの確認。
この後、いきなり事前のビデオ撮影。参加者には、朝駅やバス停まで急ぐという感じで歩いてもらいました。ビデオの確認については、レポート後編で書きます。

3 競歩を見せる
最も早く歩けるスタイルの参考として、競歩の真似を私がお見せしました。

4 大股で歩く
どこのレッスンでも導入時にやってきたことです。
まずは、大股の定義を確認してから歩いてもらいました。
簡単には身に付くことではないので、膝を伸ばしたスキップをやってもらいました。
これは母指球が地面をしっかりとらえることと、腰から前に進むことを確認するのに有効な方法です。

5 腕振り
みなさん、肩や腕に力が入っていたので、膝で1.2のリズムを取りながら大きく振ってもらいました。

6 ずれを修正
5の影響か、手足のリズムがずれてきた人がいたので、手で反対の膝を叩くことで修正を試みました。

7 脚の脱力
まずは、手すりと敷石の段差を利用して、脚を前後にぶらぶら振ってもらいました。両脚が平地にあるとできない練習です。

みなさん難しいようなので、ズボンの裾を持ってもらってから離す動作で、自分の下半身の力み具合を知ってもらいました。

8 腕の脱力
同様なことを上着の裾でも行い、上半身の力み具合も知ってもらいました。
これは肩から腕をリラックスさせる運動で、両者が波になるつもりで揺すります。
最初はただ上下の往復運動だった人も、だんだんウェーブになってきました。

9 全身の脱力
これは力も必要なので一番難しいです。
それだけに上手に左右に揺すると、横になっている人がどんどん気持ちよさそうになっていくのがわかります。

10 裸足で歩く
人は靴で歩いているのではありません。
足裏、それも母指球から足先で歩きます。それはチーターでも犬でも同じです。
これには地面をキックする感覚を呼び戻すことと、芝生の刺激によるマッサージ効果があります。

後編に続く
(写真 みらひらナビ いとう啓子)
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