【SDGs】アロマ整体の専門家がレポート「オーガニックライフスタイルExpo」自然とすべてはつながっている!
更新日:3月31日
こんにちは、「アロマ整体専門家」のかなやあやこです。
第6回オーガニックライフスタイルExpo2021が、9月16日(木)・17日(金)・18日(土)の3日間、東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区)で開催されました。
今回は、アロマセラピスト目線でレポートいたします。

まず初めにビジネスのお話です。
昔からある「三方よし」という経営のあり方は素晴らしい考えですが、
これからはそれに加えて
「環境に負担をかけない」
というのがますます重視されてきます。
私たちセラピストも然り。目先のことだけではなく俯瞰して物事を見ることが、もっと大切になっていくのではないでしょうか。
今回このExpoで見てきた色々な企業が
自然や生き物、人間すべてが繋がっていると考えている、
社会に貢献するような努力をされている、と感じました。
以下、購入した商品をご紹介いたします。
竹でできた歯ブラシ

「BALIISM」さんの竹の歯ブラシは、脱プラスチックに繋がります。
竹はご存じの通り、成長が早く日本でも沢山取れます。
同社の歯ブラシは、孟宗竹(もうそうだけ)という、特に成長の早い竹で作られています。
竹は生分解性があるため、コンポストなどで堆肥化できます。1人1本プラスチック歯ブラシをこれに替えると、どれだけのプラスチックの量が減らせるでしょうか。
気になる使い心地は、柄の部分が滑らかで、思ったより使いやすく安心しました。
「BALIISM」さん曰く、滑らかな触り心地にするために研磨にこだわったそうです。
歯ブラシを竹に替えるだけでもプラスチックの量が減る一助となりそうですよね。
農薬、化学肥料なしで育てられた「種」


オーガニックの「種」は環境にも体にもやさしいですよね。
実は、現在国内でオーガニックの種を扱っているのは
「グリーンフィールドプロジェクト」さん1社しかないと、この会社の方に伺いました。
種については、オーガニック精油を使っているアロマセラピストとして、精油の元である植物に大いに関係するのでとても気になるところです。
こちらの会社では、手軽にオーガニック種を楽しめるようにいろんな種類のスプラウトを発売していますので、気になる方はお試しください。
(スプラウト:主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽)

こだわり素材で作ったお弁当
生産者を吟味したお弁当は、環境にも体にもやさしいです。
恵比寿の「キッチンわたりがらす」さんのお弁当具材には、こだわりがあります。
「わたりがらすのお料理は、パワーのある、料理している方まで元気になるような美しい素材に支えられています。それらは、オーナーシェフである村上秀貴が、さまざまな場所を訪れ生産者に出会い、感動した調味料や素材です。料理を通してわたりがらすが伝えたい物語の一部が、少しでもみなさまにお届け出来たら嬉しく思います。」(HPより抜粋)

具材ひとつひとつの味がしっかりと、それでいてやさしく
一口一口あれほど幸せを感じたお弁当は初めてでした。
これこそ、本来のお料理、お弁当ではないでしょうか。
海洋ゴミから生まれたグッズ
海辺に打ち上げられたプラスチックから、アップサイクルとして商品を作っている「Buoy」さん。環境への関心を高め、環境にやさしいきっかけを作るのに効果的だと感じました。
(アップサイクル:再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すこと)

カラフルなお皿やお魚の形のキーホルダーは子どもにも人気でした。
アロマセラピーの精油の元になっている植物にも、企業にも当てはまること。
自然、植物、動物、人間のすべては繋がっていることを改めて体感しました。
目の前の問題(に見えること)を他人事にするのではなく、どれだけ自分ごとにできるか?
地球のためだけでなく、クライアント様の幸せと自分自身の幸せにも繋がっていくと思います。
すべて自然からの恩恵で、私たちは生かされています。
その元を、大切にしながらセラピスト活動をしていきたいと改めて感じました。