クラウドファンディングも利用。ユニバーサルデザインマップを作成―なかの生涯学習サポーターの会
なかの生涯学習サポーターの会(東京都中野区)では、2017年バリアフリーマップ、2018~2020年「オリ・パラおもてなしマップ」、2021年から誰もが暮らしやすい街づくりにつなげるために「ユニバーサルデザインマップ」を作成している。
この2月に2022年度版が完成した。
今回は初めてクラウドファンディングを展開。131,000円を集めて、マップづくり経費の不足分に充当した。

完成したユニバーサルデザインマップは、中野区を通じて区施設や図書館などを始め、多くの団体に届けられている。
また、1部地区のマップは、中野区観光協会さんのラックを借りて「中野サンプラザ」、「JR中野駅」、「JR東中野駅」などにも置かれている他、中野区の文化複合施設「なかのzero」の掲示板でも見ることができる。

多くの情報を盛り込んだマップ
このマップには、さまざまな情報が書き込まれている。
・車いす対応トイレ
・オストメイト対応トイレ(人工肛門・人工膀胱の方が使っている装具や汚れ物を洗うための「汚物流し」、汚れた腹部を洗うことができるお湯の出る「シャワー付水栓金具」などを設けたトイレ)
・おむつ替えシート、介助ベッド、
・車いす対応エレベーター、エスカレーター、駐車場
・授乳室、休憩室
・段差など
その他、中野の観光資源、桜・いちょうスポットなど、中野の名所も紹介されている。
(画像を参照)


【なかの生涯学習サポーターの会】
生涯学習サポーターとは(学び合いながら)周りの人・団体・地域の学びを支援する人です。
本会は、中野区民の生涯学習、文化芸術活動の振興に貢献し、地域の生涯学習活動をサポートする人材(生涯学習サポーター)の育成及び、区民が活動しやすい環境の整備を目的としています。
このために、中野区及び指定管理者と話し合い協働し活動しています。
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(写真提供:なかの生涯学習サポーターの会)