【開催報告】歩き方クリニック~歩くことは生きること!腰痛の方もお迎えして@東京調布
健康と環境改善のアドバイザー、馬渕正彦です。
8月19日に、「歩き方クリニックwith終活ドラゴン体操~歩くことは生きること!」を
調布市文化会館たづくりで開催しました。
今回は、初めての方2名をお迎えして、参加者は4名。
たづくりの和室と、たづくり前のスロープで練習しました。
前日は雨でしたが、この日は朝から青空に恵まれ、
窓から多摩川~よみうりランド方面の景色がきれいでした。
和室でレッスンしたあと、最後はたづくり前のスロープへと場所を変えてレッスンしました。


★レッスン内容
1、事前のビデオ撮影

2、壁を利用しての立ち方(姿勢)と目線。壁を押してから歩く。

3、終活ドラゴン体操
4、裸足になって畳上を歩く。指でのキックが大事。足裏の感覚を敏感に。
5、腕振りと脚振り

6、靴を履いて外へ。スロープを利用してのカニ歩き。

7、下り坂から歩き出す速歩。
8、自由練習
9、事後撮影
(ここまで、写真:いとう啓子)
★事前事後の撮影から(ビデオからのスクリーンショット)
前後とも、みなさんには「最寄りのバス停や駅までちょっと急いで行く」という設定で歩いてもらいました。
みなさん、歩く時の姿勢がよくなっています! 変化をごらんください。
<自由人>

<事前(左)>
この方は3,4年ぶりの参加です。残念ながら、その時との変化が感じられません。下半身は良いのですが、上半身は急ぐ気持ちだけが先に出て腕も後ろに引くことが中心になっています。首が前に出ているところも惜しいです。
膝が伸びているところは素晴らしいです。
<事後(右)>
まるで別人のような歩き方です。重心が身体の中心線に移動し、余裕を持って前脚が前方へ伸びています。腕は、前方向へはおまけ的ですが、後方へはよく振られています。つま先で地面を最後までキックしています。
<ビビアン>

<事前(左)>
毎回のように参加されている方です。颯爽と歩く姿に、周りの方からも「美しいー!」と声がかかっていました。それは前後のバランスが素晴らしいからだと思います。惜しいのは目線がやや上向きなことです。
<事後(右)>
スビートの向上が腕振りの大きさや服の揺れ、風になびく髪でわかります。ただ惜しいのは、歩幅とスピードがあがったことに対して、膝とつま先がキックの最後まで耐えられていないことかもしれません。
そこの補強と、まだ上向き目線になっているところを改善できたら次の段階に行くことでしょう。
<ミサエ>

<事前(左)>
おっかなびっくりに歩いている感じがします。足元に注意していますが、頭が前に出ているので、何かに躓いた時に一番転びやすいタイプです。
<事後(右)>
慎重に前足を出すところは残っていますが、それ以外の姿勢と目線、腕振りと歩幅の向上は素晴らしいです。これが身に付いたら、間違いなく健康で安全な生活が実現できると思います。
<みどりん>

<事前(左)>
急いでいる気持ちはよくわかりますが、腕は前後ではなく、上下に速いピッチで振られています。体が後傾し、気持ちに反して歩幅は狭いです。
<事後(右)>
この方も、まるで別人のような歩き方になりました。上体は前後の中心に乗っています。歩幅が広がり、腕も前後に大きく振られるようになりました。一回でこれだけの変化は珍しいです。ぜひ確実に身に付けてほしいものです。
★参加者の感想
◎自由人
無意識の自分の姿を再確認できました。ありがとうございました。
◎ビビアン
久し振りの歩き方クリニックで身体がほぐれました。夏の酷暑で疲れていましたが、リフレッシュしました。秋に向けてトレーニングを続けていきます。ありがとうございました。
◎ミサエ
今日はありがとうございます。
◎みどりん
普段腰をかばって歩いていたので、姿勢を考えていませんでしたが、教えてもらいポイントを知って歩きやすくなりました。体も柔らかくなりました。
◎けいこ(スタッフ)
おひとりずつ状態が違うので、馬渕先生は少し大変な面もあったと思います。
それでも少人数ということで、おひとりずつに合わせたアドバイスをされていました。
初めての方は、レッスン前後で歩き方がすごく変わっていて、レッスンの成果が感じられました。
◎馬渕
今回は上半身に力が入っていて、しかも腰が痛いという方が多かったので、その改善に重点をおきました。
みなさん、腕を振り子のイメージで動かすことで、肩が楽になることが意識できたのではないかと思います。
次回は9月17日(土)に開催予定です。