【レポ】子どもたちの手づくり作品展!気持ちを表現するキャラクター絵も!@リンク・スマイル(東京都江東区)
更新日:3月16日
NPOリンク・スマイル(東京都江東区)は、おやこようちえん、幼児の放課後スクール、民間学童、おやこのひろば、子育てサポートなどを行っている。
3月9日(木)、リンク・スマイルは子どもたちの遊びや体験から生まれた表現を「作品」として展示する「てんらん会」を開催した。
以前より同NPOとはつながりがあり、見学にうかがったので、概要をお伝えします。
今の気持ちをキャラクター絵にして描く
リンク・スマイルでは、小学校低学年向けにSELプログラムを実施している。
SELとは「Social Emotional Learning」の略で、「社会性と情動の学習」と訳されている。
「自己理解」「他者理解」「社会性」「感情コントロール」を学ぶ中で、「自分の気持ち」をキャラクター化し、その気持ちになったときの体の反応、よく行う行動、どうしたらその気持ちをコントロールできるかグループで話し合いながら対処方法を考えています。
(リンク・スマイルの説明より)

今どんな気持ちなのか? 「うれしくてニコニコ」「悲しい」「怒っている」「心配している」など、イラストを見ながら、今の気分を考える。
そして、今の気分をキャラクター化していく。
子どもたちは「ムカムカデ」「しくしくん」「かなしイカ」などの絵を書いた。

そして、嫌な気分をよくするにはどうしたらいいのか、考えていった。いい気分も「すっきりんご」「うれしれっしゃ」などのキャラクター絵で表現されていた。
アンガーマネージメントも学ぶ
感情コントロールについても学んでいると、リンク・スマイル理事長の古畑真弓さんは話してくれた。
「怒りを感じたら『深呼吸、数を数える、落ち着いてと自分に話し』イライラむかむかを鎮めたら、『大人に話す』『相手にわたしメッセージで伝える』『気にしない』から自分で解決方法を決める、ということを学び、少しずつ日常生活で自発的に実践するようになりました」

また、子どもたち(小学生)が好きなテーマを決めて調べていく「マイプログラム」も行っている。
道路標識、よみうりジャイアンツなど、好きなテーマについて調べた内容が展示されていた。

その他、子どもたちが創作したさまざまな作品が展示されていた。
カラフルでかわいらしい作品が並んでいた。




(まとめ・写真 いとう啓子)
