【SDGs】スーパー・コンビニから出た生ごみ処理に、税金が使われている

食べ残すことは税金の無駄使い
自治体のゴミ処理施設で処理される「ゴミ」は、どんなものがあるのだろうか?
最近では分別が進んでいるため、焼却されるゴミの約半分が食品廃棄物だという。
一般的に、ゴミの焼却には1キロ50円ほどかかる。処理は自治体が行っているから、食べ残しを自分たちが納めた税金を使って燃やしているというわけだ。
食べ残しを、税金を使って処理している!
スーパー・コンビニから出る生ゴミも
ゴミには、家庭から出る一般廃棄物と、事業社から出る産業廃棄物がある。
事業社から出る産業廃棄物の処理費は事業社が払うことになっている。
ところが、食品廃棄物の場合は違う。
スーパーやコンビニ、百貨店、飲食店から出た食品廃棄物は一般廃棄物となって、税金を使って焼却しているのだ。
つまりお店から捨てられた食料を、税金を使って焼却している!

新しい取り組みが始まっている
最近では、コンビニのセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど、スーパーのイオン、ダイエーなどが、食品ロスの削減を目指すフードドライブなどの活動を行っている。
フードシェアリングの活動も増えてきた。パソコン、スマホからできるフードシェアリングもある。
SQUARE
STORES
TABETE
カラーミーショップ
などなど
このようなアプリを使って、小売店や飲食店の売れ残り、食べ残しなどを、消費者や福祉施設などとつないでいる。
各自治体でも、さまざまな取り組みをしているから、自宅に余った食材があったら、ぜひフードドライブやフードシェアリングを活用しよう!
みらひらナビ編集長 いとう啓子
(写真:日本フードエコロジーセンターで撮影)