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キャリアデザイン専門家の浜田さん「失敗しないセカンドキャリアのためにできること」

更新日:2021年9月13日


セカンドキャリア

こんにちは!キャリアデザイン専門家の浜田有里恵です。


前回は「年齢を気にせず生涯現役で働きたい!」と相談される50代以上の方が多くなっている傾向と「仕事を選び自律的なキャリアのためにもまずは自分を棚卸ししよう」とお伝えしました。

今回はその続きで「失敗しないセカンドキャリアのためにできること」がテーマです。

棚卸しをして、今までのキャリアを俯瞰します。

具体的には「できること」や「求められていること」「今後目指すこと」など書き出してみてください。文字化することで自分のことが客観的に見えてくるかと思います。

これは普段、忙しく日常を送っているとなかなか難しいのです。そのため、初めて行うときは、せいぜい一行か二行くらいしか出てこないかもしれません。緊急度は低いですが、重要なのです。

その理由は自分のスペックや現在の位置付け(環境)を知ることで、今後何が必要なのか分かるからです。


その上で、「学び」のステップに入ります。


セカンドキャリア

話が飛びますが… 皆さん「キャリアアップしたい!」と思うと真っ先に資格を取得しようと思ったりしませんか? または、本を読んだり、セミナーに参加したりと熱心な方も多いかと思います。 確かに資格取得によって職務経歴書や肩書きが増えるかと思います。でも、その資格は活かされているでしょうか?


以前、私が拝見させていただいた方は、50代の方でしたが、3枚ほどの職務経歴書で10個以上の資格が列挙されていました。一見すごいです。勉強家で努力家でもあると感じました。


けれど…書類からは「その方らしさ、強み」は見えてきませんでした。それは経歴や資格から一貫性が感じられなかったからです。その結果、一体何をしたらいいのか…強みが分からなかったり、どんな仕事をしたいのかが、あやふやになってしまいます。


あなたは、自分のキャリアに「タグ」をつけるとしたら…何を書きますか?

交流会に行って自己紹介するとしたら…何を話しますか? 初対面の方にも分かる肩書きはありますか?


話を戻しますと、まず自分の棚卸しで「今後目指すこと」や「今の自分に足りないこと」を知った上で、学び交流会に行くことをおすすめします。


「もう学ぶことはない」「学びは終わり」ではなく、今の自分、未来の自分に必要なことを学び、学びによって気づき成長する…それによって、さらにキャリアが広がります。

私は稲城市の生涯学習講座「いなぎICカレッジ」に時々参加しています。どの講座もミドルシニアが多く、とても盛況です。学んでいるとき、皆さん目を輝かせてイキイキとしていますね。好奇心が刺激されるとエネルギーが湧いてくるようです。


自律的なキャリアデザインでは、学び(インプットや振り返り)から得たこのエネルギーを実践(アウトプット)していきます。自分なりに価値として仕事や生き方に反映していくのです。

「学ぶテーマ」は、きっとあなたが興味関心を持っていることだと思います。そのテーマと今までのキャリアが重なるところがセカンドキャリアのポイントです。


今回は「学び」について考えてきました。あなたは何に関心がありますか? 生涯自分らしく働き続けるためには学びはとても大切です。一人で考えることが難しい方はキャリアカウンセラーにご相談ください。

次回は、「キャリアを飛躍させる〇〇」です。

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