健康と環境改善のアドバイザー、馬渕正彦です。
2月12日(土)10:00~11:30、終活ドラゴン体操入門会を、調布市文化会館たづくりで開催しました。
コロナの感染が拡大したため、急きょオンライン開催に変更。たづくりの会議室から配信する形で行ないました。
合気道の動きを取り入れた、終活ドラゴン体操↓
企画:終活三昧・考案:馬渕正彦
模擬刀を使って、合気道の動きを楽しむ
内容
1、この体操の背景となっている合気道について、全日本合気道連盟のホームページを表示。
「合気道とは」の説明と合気道演武会の動画紹介。補足として、姿勢と目線(歩き方クリニックと同じ)、すり足(手足が一緒)、90度の方向転換。
2、模擬刀(スポンジないしは丸めた新聞紙)での打ち込みと突き。
握るときは、親指、人差し指、小指の3点を重視する。構えは正眼。打ち下ろし方は、正面打ち(合気道用語)、横面打ち(合気道用語。刀なら袈裟切りか)、突き(短刀で刺す動作)。姿勢と力みの無さを重視。
曲に合わせて踊る(体操する)
3、終活ドラゴン体操の取り組み
①前半の約3分の1だけ、ねらいと動きを分解しながらの練習を数回。音楽無し、号令で。
②この体操誕生までの経緯説明。
曲創作者は終活セミナーの講師も行なっている。曲(ロック)で同年代を元気にしたい、健康寿命を伸ばしたい、寄る年波や病魔に打ち勝ちたいとの願いを持っていた。
「それらをドラゴンがやっつける」ということを表現している。その具現化として曲に合わせた体操を作ってほしいと私に依頼。
私としては他の高齢者向け体操との違いを出すために、20年以上前から取り組んでいる合気道をバックボーンにすることにした。
③音楽と号令で参加者だけで体操をする。
その後、ここでも姿勢とリラクゼーションをポイントにアドバイスする。特に手首を極める(逆に取って動けなくする、逮捕術にもある)動作を詳しく説明する。これは肩にも効果がある。
④全員で曲に合わせて2回体操して終了。
4、質問を受けて
①90度の方向転換は、映像で見ただけでは分かりにくかったようなので、ホワイトボードに図を書いて説明した。
5、終了後の感想
大賀さん 「体をひねることが多く、普段使わない筋肉を使うので、体操のあと、体の状態がよくなるように思います。武道との出会いは初めてです。刀の振り下ろしや斜め切り、ストレス解消になりますね。」
大賀さんお母さま 「見たときはやさしそうと思ったが、やってみるとけっこう難しいと思った。音楽に合わせて体操するのは楽しいので、覚えたいと思います。」
いとうさん 「途中、少し難しいところがあって、まだ十分にはできていないのですが、みなさんと一緒に体操できて楽しかったです。合気道の動きを少しずつ理解して、動きたいと思います。
次回は、ぜひ、体面でやりたいです。」
私(馬渕) 画面を見ながらお互いが一緒に動くことで、リアル体験の7~8割は成果が上がった気がします。ポイントとすることや指導のコツがぐっと増えました。
体操(ビデオ)完成までの疲労感をずっと感じていましたが、今日参加者と一緒に体操する(踊る!?)ことで、誰が作ったかなど無関係に、一緒に楽しむことができ、作成までの疲労感も吹っ飛びました。
滅多にない経験です。それは参加者のみなさんの爽やかな笑顔があったからです。ありがとうございました。
今日の90分間の準備のためにいとうさんは「たづくり」に行ってくださいました(私は電気店に行って、準備しました)。
みなさんのご協力のお陰で私も素晴らしい体験ができました。本当にありがとうございました!
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