【開催報告】ICBC定例会「音を使った感性教育 心の耳を育てるメソッド体験」耳を澄ませて心で感じる!ゆきね工房
更新日:2022年3月2日
2022年2月19日、ICBC Soカフェ定例会として「音を使った感性教育 心の耳を育てるメソッド体験」ミニワークショップがオンライン開催され、一般にも公開された。
今回、講師に迎えたのは和編鐘奏者・作曲家のゆきねさん。
和編鐘の音色は、脳にα波を発生させ、癒し効果がある1/fゆらぎを含むことが分かっている。稀有な楽器、和編鐘の日本でただ一人の演奏家でもある。
(ゆきねさんは、ICBC Soカフェの賛助会員)
ゆきねさんのプロフィールはこちらへ
ゆきねさんの演奏動画「音で織りなす相模川」は、相模原市ホームページに紹介されている。
心の耳で聞く
ゆきねさんは「聞く」ことについて、次のように語っていった。
「けっして頭で考えず、心と感覚を開放して、耳を澄ませて聞くということを楽しんでください」
「音を聞いて、好きとか美しいとか感じるあなたの感覚が大切です。
その感覚を伸ばすことが、あなたらしく生きることにつながります。
あなたがすでに持っている直感力を育ててほしいのです。直感力が大切です。」
「聞こえ方は一人ひとり違います。
一人ひとりの顔が違うように、感じ方も違うのが当たり前。違うということを喜びましょう。」
耳を澄ませて、音を感じること。それは感性を豊かにすることにつながっていくと、ゆきねさんは語っていた。
自然を写し取って作曲する
続いて、ミニワークショップとして、実際に音を聞く体験をした。
・2分間 窓を開けて、周りの音を聞いてみる。
・1分間 耳をふさいで、体の中の音を聞いてみる。
そして、聞こえた音を、絵や言葉で紙に書いていった。
このように、書いた絵から音楽をつくっていくのが、心の耳を育てるメソッドた。
次の絵は、上側は自然の音、下側は人工的な音として、子どもが感じた音を絵にしたもの。上には川や風、下には車などが書いてある。この絵を元に、曲をつくっていく。


また、自然から作曲する方法もある。花の上に五線譜を記した透明のシートをのせて、花のところに印を付ける。この印を元に、メロディをつくっていく。(下の写真を参照)
このように、自然を写し取って作曲していく。
ゆきねさんは、実際にこのメソッドで作曲している。

きれいだと感じた花のところに、印をつけていきメロディをつくる。
★心の耳を育てるメソッドの詳細はこちら(動画あり)
「私は自分の美しいと感じる感性を大切にして、音楽を作っています。そのことが自分を解放すると思っています」
と、ゆきねさんは語っていた。
その後、心の耳を育てるメソッドを実践している現場の先生からの話しもあった。
★「心の耳を育てるメソッド」レポート@練馬区立北原小学校 こちらから
講座終了後には、下記のような感想が寄せられた。
「自然の音から音楽をつくるって、子どもでも誰でもできる!と目から鱗です」
「まだまだ自分には可能性があると感じました」
「音色に癒され、またゆきねさんの考え方に感動しました」
「外に出て、耳を澄ませてみました。こういう時間が大事だと思いました」
ゆきね工房のホームページはこちら
(まとめ:みらひらナビ いとう啓子、写真:ゆきね工房)
【参加者募集中】「心の耳を育てるメソッド イヤー・ゲーム」体験講座 第3回
ゆきねさんによる「心の耳を育てるメソッド イヤー・ゲーム」体験講座第3回(オンライン)が3月20日(日)に開催される。
子どもの「感性」を育て、未来への創造性を育てる音楽教育メソッドを体験するチャンス!
1回目からの復習もあり、初めてでも参加できる。
日時 2022年3月20日(日) 14:00~15:30
オンラインZOOM
参加費 初めての方 1500円+テキスト代 +送料=2300円
テキストのある方 1500円
★振込先や教材についての詳細は 申込み後に通知される。
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