【心の健康】なかなか寝付けない時のオススメの大人向けの絵本ってありますか?
更新日:2021年5月17日
EQ絵本講師の南部玲子さんが、答えてくれました。
◆「ぼくはにんげん おもいやりってだいじだね」

文 スーザン・ヴェルデ
絵 ピーター・レイノルズ 訳 島津やよい 新評論
人間だから落ち込むこともあるけれど、きっとあなたは最高の自分になれる!ひとりじゃない、みんなとつながっている!そんな希望を与えてくれる絵本です。
◆「おやすみ、ぼく」

文 アンドリュー・ダッド 文
絵 エマ・クエイ 落合恵子 訳 クレヨンハウス
オラウータンのあかちゃんが、自分の体の部位ひとつひとつにおやすみを言って寝る。ただそれだけのストーリーですが、自分の体をいたわってあげたくなる一冊。
◆「しあわせになあれ」

詩 弓削田健介
絵 松成真理子 瑞雲舎
何度も出てくる「しあわせになあれ」という言葉と、笑顔いっぱいの人達や美しい景色に「しあわせ」のイメージが、頭と心いっぱいに広がります。
★質問:コロナで在宅、気分転換になるように母に絵本送りたいのですが、お勧めありますか?
先日親にプレゼントしてとても喜ばれた絵本がこれです。
◆「あなたがいてくれたから」

文コビ・ヤマダ
絵ナタリー・ラッセル 訳 高橋久美子 パイインターナショナル
全米で20万部を突破したベストセラーです。あなたのおかげで自分はこんなことができるようになったよ、こんなふうに考えることができるようになったよ。こどもが親に捧げるたくさんのありがとうが、ちりばめられています。
照れくさくて普段「ありがとう」が言えなかった親に、絵本と一緒に感謝を伝えてみては? コロナでこもり気味の方も、ふと子育てしていたころを思い出して、幸せな気持ちになれるのではないでしょうか。
◆「Life ライフ」

文 くすのきしげのり
絵 松本春野 瑞雲舎
誰かが何かを置いていき、誰かが何かを持っていく店「Life」。伴侶を亡くし、悲しみにくれたおばあさんが置いていった花の種が、たくさんの人の手で蘇ります。人との触れ合いが許されない今だからこそ、心のつながりの大切さを感じられる一冊です。
南部玲子 EQ絵本講師R(絵本幸使) 玲子先生について